魔女見習いを探して、感想
https://mimo-seret.hatenablog.com/entry/2020/08/19/151705
これの続きです。
本日、父と見てきました。
私は現在東京在住、父は群馬在住ですがこのような状況なので埼玉で落ち会い映画館へ。
予め記しますが、私は現在特別父と仲がいい方ではありません。寧ろ疎ましく思うことも度々ありそれが嫌で実家から離れました。
さて父は私が当時映画を見たかったことを、また連れていったら既に終わっていたことを全く覚えていませんでした。
けれど父自信が子供の頃に、父に(この場合私の祖父)野球に連れていってやると言ってくれたのに約束を果たしてもらえなかったこと。また年齢的にもう連れていくのは難しいことを踏まえ、お互いにいい歳なのにわざわざアニメを見に来てくれました。
映画の感想としては…
・好きな作品を通じて知り合い、仲良くなって一緒の建物で生活するとか理想のフォロワーマンション。
・『魔法使い』にはなれなくても、誰しも自分だけの魔法は持ってる
・中盤のハラハラ展開が落ち着いて結末。出来すぎと言ってしまえばそれまでのハピエンだけど、好きなホットドリンクを飲んで一息ついたような優しい雰囲気に包まれた。
【そして私個人的に】
・父は覚えてなかったけど、当時映画に連れてってくれる約束、やっと果たせて嬉しかった
↓
あの日、ポスターを貰えたけれど、やはり本音としては『おとうさんに映画連れていってもらったの!楽しかったよ!』と家族に言いたかった。
それができず、いつまでも踞っていた私がようやく立ち上がれた。
・主人公たちが幼い姿でおじゃ魔女たちのドレス着てる場面あるんだけど、小さい頃おんぷちゃんのドレス着て結婚式に行き、そのあと入院してた母の病院に行った思い出があるから、フィクションと現実の交錯とその記憶にうるうるした。
・そしてこれは映画が始まる前のこと。時間潰しに入ったゲーセンで、父が『おんぷちゃん無いね』って言ってくれたのが、私が好きだったキャラを覚えていてくれて嬉しかった。
20年ぶりに父とおじゃ魔女の映画がようやく見れたこと。本丸に嬉しく、また長年の胸のつかえが取れた気がした。